山崎屋 今月のお知らせ

(2003年12月1日更新)

◎16日(第3火)は営業致します。
  年末は28日(日)まで営業、新年は3日(土)より
  営業致します。

    今月のお休み
    1(月)、2(火)、8(月)、15(月)、22(月)、28(月)〜31(水)

◎クリスマスシャンペンは23日、24日です。

  恒例のグラスシャンペンサービス、今年は上記の
  両日で行います。
  イタリアンやフレンチもいいけれど、たまには変わった
  クリスマスを、うなぎ屋さんでいかがですか?

◎不連続うなぎ小説F 「サンタが街に・・・」

  クリスマスの街が大嫌いだった。
  サンタクロース、イルミネーション、クリスマスソング・・・、そのどれもが、
  いつも一人ぽっちの斎藤にはまるで関係のない、うっとうしいものだった。
  そんな彼が今、初めて2人のクリスマスを迎えられるかどうかの
  瀬戸際にいた。
  「今日の食事で"次"につなげられれば・・・」

  予約したのは高級フレンチ。気合がひしひしと伝わってくる。
  しかし、食事が始まると、重苦しい雰囲気が2人を包んだ。
  もともと2人とも無口な上、ウェイターがびっちりと脇をかため、
  斎藤が緊張してしまったのだ。
  アミューズ、前菜、スープ・・・、話がまるで続かない。
  頭の中は既に真っ白、冷や汗がじんわりにじんでくる。
  状況が一変したのは魚料理が出てきた時だった。
  めずらしく、うなぎを使ったその料理は、うなぎをやわらかく煮込み、
  ハーブとスパイスで仕上げたもので、驚く程おいしく、2人は目を見張った。
  それをきっかけに、うなぎの話で盛り上がり、デザートを
  食べ終える頃には、「来年の春には・・・」なんて話まで
  出てくるほどだった。

  2人はイブの夜の約束をし、別れた。
  帰り途、いつもの見なれたこの街が、全く違う場所では、
  と思う程、いきいきと、輝いて見えた。
  そして、自分でも驚いたことに、あれほど耳障りだった
  「サンタが街にやってくる」をフンフンと鼻歌で
  歌っていたのだった。

           ━━━━ Merry Christmas! ━━━━



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