
| 山崎屋 今月のお知らせ |
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◎G.W.中は休まず営業、6日(木)を代休とさせて頂きます。 今月のお休み 6(木)、10(月)、17(月)、18(火)、24(月)、31(月) ◎不連続うなぎ小説I「『チルソクの夏』の頃」 下関を舞台にした映画、「チルソクの夏」では、七夕の日に出会った 日本と韓国の高校生の男女が、一年後の再会を熱く約束していた。 昭和50年代に高校時代を過ごした京子もまさに同世代で、ラストで 流れるイルカの「なごり雪」にはかなりキテしまった。 実は彼女にも秘めたる約束があった。 東京の大学に進学することになり、やがて別れてしまった当時の彼と、 「2004年の七夕の夜に再会する」というものだった。 なぜ2004年かというと、それがオリンピックの年であり、そのくらいが お互いを見て失望しないギリギリのところだろう、との理由からだ。 彼も結婚をし、外資系の会社に勤めているとの噂は耳にして いたが、もし、想像をはるかに超えてまぶしく輝いて映ってしまったら……。 午前中にエアロビで汗を流し、美容院に行き、家族の夕食の支度をし、 浮きたつ気持ちで約束のうなぎ屋へと向かった。 店内に入った瞬間、もう既に彼が到着しているのがわかった。 なぜならいつもは「懐かしい日本のうた」のBGMしか流れて いない店内に、2人の想い出の「なごり雪」が流れていたからだ。 だが、店内を見渡した彼女から表情が消えるのに、そう時間は かからなかった。 店内にいた数人の男性客らは、どれもこれも彼女の想い出をぶち 壊すのに十分な男たちだった。 中でも、一人で隅に座り、一番それらしい男などは、半径2m以内に 近寄りたくないタイプだった。 「うな重のお弁当2つ、持ち帰りで……。」彼女がそそくさと店を後に しようとしたその時、トイレのドアが開き、中からその男は出てきた。 懐かしい声、優しい目元、いたずらっぽく微笑む口元……、 過ぎ去った私の「あの夏」が、一瞬にして鮮やかに蘇った。 ああ、私、どうなってしまうの? ━━━━━━次回未定━━━━━━ |
