
| 山崎屋 今月のお知らせ |
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◎今年の土用丑の日は21日(水)です。 19日(月)、20日(第3火)は休まず営業致します。 また、18日(日)、21日(水)、25日(日)は、昼の部は11:00より、 夜の部は16:30より営業致します。 18日(日)は「浦和おどり大会」、25日(日)には「おみこしパレード」 が予定されております。特に、大勢様でご来店の際は、 それぞれ早めのお時間の方がすいておりますので、どうぞ ご利用下さい。 今月のお休み 5(月)、6(火)、12(月)、26(月) ◎地方発送を承っております。 ヤマト運輸のクール宅急便にて、蒲焼の発送を承って おります。 2串以上何串でも、送料500円にて北海道から 沖縄まで配達日指定にてお送致します。 お支払いはご来店又は銀行振り込みにてお願い いたします。 ◎センチュリーシティパーキングをご利用下さい。 お車でご来店の際、店舗の下が満車の場合は、裏口の特約 「イールパーキング」、又は浦和ロイヤルパインズホテル地下の 「センチュリーシティパーキング」(サービス券1時間まで)をご利用 下さい。尚、1時間を超えた際の追加料金につきまして は、ご負担をお願いいたします。 ◎不連続うなぎ小説K「真夏の同窓会」 その頑固なうなぎ屋の主人が倒れたのは、土用の丑の日を3日後 に控えた夕刻だった。 もともと心臓を患っていたその主人は、ここのところの暑さでだいぶ 参っており、70才を超えたその体にもとうとう限界が来てしまった。 昔は大きくやっていたその店は、今は夫婦2人で営んでおり、自分たち の年令のことも考え、実はこの夏で閉店する予定だった。 その為、なじみの客達に暑中見舞いを兼ね案内を出したところ、 全国から丑の日に合わせて信じられないぐらい多くのお客様が 来店することになっていた。 幸い主人は一命をとりとめたが、とても丑の日に間に合う状況 ではない。 途方に暮れた妻は、わらをもすがる思いで、昔、その店で 働き、巣立っていった梅田に連絡をした。 「何、そりゃあ大変だ。なーに、大丈夫。おかみさん、あっしに 任せてくだせえ。」 懐かしい顔が続々と店に集まってきたのは、前日の夜10:00を まわってからだった。 梅田の他、今では立派に自分の店を繁盛させている近藤に山内、 東京の名店で腕を振るう太田に田中、和食の名料理人に成長した 鈴木に、ホテルのソムリエに転身した筒井、山陰の名旅館の女将 になった京子、芦屋の大きな洋菓子店に嫁いだ後、社長になった順子、 この店でお新香の漬け方を学び、今ではカリスマ主婦として脚光を 浴びているヒロミまで、その数は総勢15名にのぼった。 それぞれ重要な立場で、ホントは抜け出すことなんてできるはず が無いのに、皆、お家の一大事に駆けつけたのだった。 「みんな……、今のお店は?」 「いーんですよ、おかみさん。こんな時にご恩を返せなくて、 いったいいつ返せるんですか」 「そーですよ。こんな時にはスッ飛んで来ようって、みんなで約束 してたんでさぁ。」 「何だか、同窓会みたいでみんなワクワクしてるんですよ。」 翌日、35℃を超える暑さの中、その店最後の営業となる、 最後の丑の日が始まった。 最高の職人、完璧なサービスによる夢のうなぎ屋は、たった一日の 営業ではあったが来店した客達に強烈な印象を残すとともに、 名店最後の一日にふさわしい盛り上がりを見せた。 閉店後、病院に見舞った皆を前に頑固な主人は、 「まったく、こんなに大騒ぎしやがって。てめえの店のことだけ 考えてろい!」 と、強がりを言ってはみたものの、目の裏側にはしっかり涙が 溜まっていたし、ふとんの中ではモソモソと皆に対して合掌していたし、 何より、せっかく落ち着いていた血圧が、こみ上げてくるものの おかげでまた思いっきり上がってしまっていた。 ━━━━━━次回未定━━━━━━ |
