
| 山崎屋 今月のお知らせ |
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◎5日(火)まで改装工事の為、休業致します。 11日(月・体育の日)は営業、翌12日(火)は休ませて いただきます。 今月のお休み 1(金)〜5(火)、12(火)、18(月)、19(火)、25(月) ◎不連続うなぎ小説N「ぬかみそに愛を込めて」 「顔のシワとオシンコの味の深さは比例するんだよ!」 5人も子供を育てながら、うなぎ屋で30年以上働いて、しかも皆勤賞のトメさんは 今日も元気一杯だ。 確かにトメさんの漬けるキュウリや白菜は、ちょっとその辺の袋で売っている物とは 比べられないくらい、おいしい。 「あれっ、トメさん、このオシンコやけに盛りがいいですね」 ずっと前から、たまにそういうのがあったのは気づいていたけれど、最初にそれを指 摘したのは先月お店に来たばかりのミキちゃんだった。 「そんなことないよぉ!」 心なしか頬が赤くなっているようにも見えたが、その時はまだみんな気のせいだと思 っていた。 だが次の週、ふと気づくと明らかに他とは量の違うオシンコがある。 まさかと思い客席を覗くと、そこには先週と同じ、いつも一人で来店する上品な白髪 の紳士が座っていた。 「ははぁ・・・・・。」 店のみんなも今回はお互い目配せするだけで、すましたトメさんの横顔を見てニヤニ ヤ笑っていた。 「いらっしゃいませー」 そのまた次の週、夜7時を回った頃入ってきた2人連れを見て、トメさんを除く店の みんなは一斉に顔を見合わせた。 例の紳士が、初めて奥さんと思われる女性を連れてきたのだ。 和やかな店内に一瞬緊張が走ったが、当のトメさんはチラッと入り口を見ただけで、 すました顔で明日の分の大根を漬けていた。 しばらくして運ばれた、しっかり、ふっくらと焼き上がったうな重に添えられていた オシンコは、やっぱりいつもよりちょっぴり少な目だった。 ━━━━━━次回未定━━━━━━ |
